ご依頼内容
- 古代の中東やエジプトの研究者の方から、昔のコインのデータベースを作成するにあたり、コインの画像による分類をして欲しいとのご依頼があった。
- データベースにコインの画像データを登録する際に、既に登録済みのデータか、新規のデータかを判別したい。
- 将来的には、コインの画像による分類と、時代的な推移との関係を見てみたいとのこと。
課題
- コインの画像データベースを作成し、検出と分類を行う機能の作成。
- コインを登録する際に、既に登録済みか、新規かを、判別する機能の作成。
ソリューション
- コインの画像データベースを作成。（お客様のご指定の画像データを取得し、登録すること。）
- データベースの画像データから、適切な特徴量で学習させる（Bag of Features）。
- 新規のデータの登録時に、既存のデータと似ているかどうかを判別。
結果
- お客様からご依頼のあった、検討用のコインの画像データベースを作成した。
- 新規のデータの登録時に、既存データと似ているかどうかの検証を行った。
- まだデータ数が少ないので、今後データを増やして判別できる割合を検証していく予定。
（出展：下記の検討に用いたコイン画像の元データは、エジプト国立図書館所蔵のコインデータ URL: http://enl.numismatics.org/ より登録した）
コインの画像データベース
登録画像１（金色の文字）
検出結果（DBから金色で文字のコインを検出）
登録画像２（人間）
検出結果（DBから人間っぽいコインを検出）
- 画像データベースの構築作業や、新規のデータが従来データと同じかどうかの確認作業など、今までは人手で行っていた作業を、コンピュータに任せて、自動化することは可能です。
- 近年の機械学習の発展により、自動化が簡単になってきましたが、お客様それぞれのニーズに応じて、カスタマイズして欲しいというご要望を、最近多くいただきます。
- 弊社は、画像処理、データ解析、機械学習等の知識は豊富ですが、お客様のご要望に合わせて、柔軟に対応することをモットーにしています。ご関心のあるお客様は、お気軽にお問い合わせ下さい。
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