ご依頼内容

心理学実験用プログラムと実験用入力デバイスの開発依頼。被験者に視覚を刺激するパターンを表示し、パターン表示後の被験者のアクションを、入力装置で取得し、ログとして保存する。予算の関係で、入力装置は安価なものを希望。Matlab用のPsychophysics Toolboxの利用が前提条件。

課題

  • Psychophysics Toolboxを利用して、実験シナリオを実装すること。
  • 被験者のアクションを取得する、安価な入力装置を導入すること。
  • 被験者のアクションは、入力装置から自動で取得し、お客様が指定するフォーマットで、ログを保存する。

ソリューション

Psychophysics Toolboxは視覚の心理学実験で用いる様々な関数をパッケージにした、フリーのライブラリであり、広く研究者に用いられている。今回はこのツールを用いることが前提条件。

  • お客様の実験シナリオを、Psychophysics Toolbox (Version 3)で実装。
  • 被験者のアクションを取得するための、安価なデバイスとして、通常のテンキーの入力デバイスに、実験用の装飾を施したものを作成。
  • アクションの入力を自動で取得する機能を実装し、お客様が指定するフォーマット(CSVファイル)でログを保存。この際、時間測定情報や、各種統計情報も計算して、保存するようにした。
  • 実験のテストを行い、実験途中で処理が停止しないか等、運用を想定したテストを行った。

結果

実験シナリオを、Psychophysics Toolboxを利用して実装し、自動で被験者のアクションデータを取得し、ログとして保存するプログラムを実装し、お客様のご要望を満たすことが出来た。また、安価な入力デバイスを作成することで、お客様のご予算に制約があるという課題も、解決することが出来た。

  • Psychophysics Toolboxを使った、視覚の心理学実験用プログラムの開発経験は、他にもあります。ご興味ありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
  • お客様のご予算に制約がある場合でも、柔軟な発想で、解決策を考え出します。ご予算が少ない、未定である、もしくはこれから申請するという場合でも、色々と対応方法はありますので、お気軽にご相談下さい。

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